マインドセット

「準備が整ってから起業する」は正しいか 【20代起業成功コラム】

(※2014年5月1日に投稿した記事です。)

2,3年前にお会いした方で、こんな方がいました。
その方はおそらく30代前半から半ばで、何人も部下のいる中間管理職の方でしたが、

「私も昔から起業したいと考えていたんですよ。
この会社に入って7,8年働いていますが、
まだまだ起業できる段階じゃないと感じています。
もう少し準備が整ってからでないと…。」

今どうされているかはわからないのですが、
おそらくまだまだ会社勤めを続けられているのではないかと思います。

準備はいつ整うのでしょうか。

そもそも、起業に必要な「準備」とは何でしょうか。

ここで問題になるのは、
20代の早いうちの起業と30代の起業の大きな違いかと思いますが、
「失うものがあるかどうか」です。

結婚して奥さんやお子さんがいたりすると、独立や起業が自分だけの問題ではなくなり、リスクテイクしにくくなります。

また、高学歴で大企業へ就職したりなどエリートコースに身を置いている人、公務員など世間一般で安定・安泰という場所に身を置いている人も、リスクテイクしにくいため、起業しにくいと言えます。

その点、20代前半の時点で、未婚だったり、大学中退だったり(どちらも私)すると、失うものなんて何もないので思いきり起業できます。

もし失敗したりうまく行かなくても、やり直しがききます。
だからこそ、起業を目指すなら20代前半のうちがいいと思っています。

「スキルやお金などの面で準備が整ってから起業する…」などと言っていては、30代になっても40代になっても起業できません。

どんどんタイミングはなくなります。

「準備が整ってから」ということに固執するのであれば、準備が整った状況とはどういう状況か、具体的に分析してください。

「もっとスキルアップしてから」というのであれば、具体的にどれほどのレベルになったら十分なのか。
もし今そのレベルのスキルがあったら、次にどのような行動をとっていくのか、具体的に考えられるか。

もっとも、スキルなど上には上がいますしキリがありません。

「もっとお金を貯めてから」というのであれば、具体的にどのくらいお金があれば、起業に踏み切れるのか。
なぜそれだけのお金が必要なのか。
もし今十分な貯金があったら、次にどのような行動をとっていくのか、具体的に考えられるか。

漠然と「今は準備が整っていない」「準備が整ったら」と考えるのではなく、一つひとつ具体的に突き詰めて行きましょう。

起業を漠然と目指しながら、何一つ具体的に考えず、何一つ具体的な行動を起こさず、いつまでも独立を先送りにすることは非常に簡単です。

私は、お金もない人脈もないコネもないスキルもない状態から始まり、一つひとつ行動していって起業したので、「準備が整うも何も、今すぐできること・やるべきことをどんどん行動するのみじゃー」と思います。

最低限の準備はもちろん必要です。

提供できる商品もサービスもない状態だと、起業も何もお客様を見つけられないので、起業前に会社勤めをしながらWebスクールに通って修了後にそのまま独立しました。

「準備が整った状態」を具体的に言えない人は、その先もずっと準備が整うことはありません。

また、今「準備が整っている」状態と仮定とした上で、次にこれからとっていくべき行動が具体的に考えられない人は、起業しない(できない)原因は「準備が整っていない」ことではなく、とるべき行動がわかっていないだけです。

もしあなたが「もう少し準備が整ってから起業しよう」と考えていたら、準備が整った状況とはどういう状況か、具体的に突き詰めて考えてください。

そしてその準備が整ったら、次にどのような行動をとるべきか、ということを知ることが必要だと思います。